翻訳には大きく分けて3つの分野があります。
ひとつひとつ詳しく説明していきます。
出版翻訳は文芸翻訳とも呼ばれ、小説、絵本から雑誌、ビジネス書まで、あらゆる出版物を翻訳する。
翻訳者の技術だけでなく、スラングや流行語、比喩、シャレなども広く理解していなければなりません。
また、誤訳をしないためにも、社会背景や、文化、慣習、歴史などの知識に精通している必要があり、最も文才が問われるのもこの分野でしょう。
実務翻訳は翻訳業界全体の仕事量の約90%を占めると言われています。
産業翻訳やビジネス翻訳ともいわれ、コンピュータや電機・医療など、テクニカルな分野で必要とされる翻訳。
契約書やマニュアルなどの日英、英日の翻訳では、その分野の専門知識も求められます。
一旦ある専門分野の翻訳者として高く評価されれば、その分野の仕事が回って来るようになり、安定した収入を得やすいのが特徴です。
放送・映像翻訳はメディア翻訳とも呼ばれます。
テレビのニュースやドキュメンタリー番組の字幕のほか、映画やビデオの字幕や、日本語吹き替えの原稿の元翻訳を作ったりするのが仕事です。
ニュース字幕の場合は、国際情勢や政治経済の知識が必要となるため、常に新聞やテレビなどから情報収集をすることが不可欠です。
映画などの翻訳では、正しい翻訳はもちろんのこと、登場人物の感情やシチュエーションにふさわしい翻訳をする必要があり、臨機応変さが非常に重要になって来ます。
字幕の場合は、文字制限などさまざまなテクニックが必要なので、字幕翻訳の専門家もいます。